子供が学校での出来事を全く言わなくなった時

 

子供はやっぱり大人から見れば当然弱者です。ただ、子供同士の社会の中にも、多少の強弱があって、ある程度バランスを保っているといえます。

 

これはある意味、大人の社会と似ている部分があるといえるかもしれません。そして、もちろん表向きは平等であることが望ましいなどと言われますが、しかし実際のところ、それでバランスが保たれるのであれば、それはそれでいいのではないか?などと思ったりもします。

 

ただ、大人の社会と違って、子供の社会の場合はどうしてもそういった強弱関係のバランスが崩れやすいところがあります。

 

それが顕著化したものが、「いじめ」という大きな問題です。いじめは、近年の教育現場における病理現象とも言えるでしょう。

 

この問題を、簡単に発言することによって解決することができないのは当たり前のことですが、もしそういった問題が起こってしまったときに、いかにしていじめが起こっているということを大人が察知するかということについては、ある意味、いじめをなくすこと以上に重要であるといえるかもしれません。

 

というより、そのほうがずっと有意である気がしてなりません。

 

もちろん第三者からの情報を頼りにいじめ問題にアプローチすることも当然有力ではありますが、ただ、やはり大切なのは、いじめ被害にあっているお子さんの親御さんが、お子さんが必死に出しているサインを懸命に汲み取ってあげることが何より重要です。

 

そして、そのサインのひとつに、「学校の話をしない」という事例が挙げられます。

 

もちろん、それがさらに悪化してしまうと、今度は学校に行かなくなるといった症状に至ります。ですから、学校の話をしないという印象を受けたら、おうちの方がまずはそこに着目していただく必要があるといえるでしょう。

 

そして、もし学校の話をしないというサインに気づいたとしたら、すぐにでも誰かに相談する必要があります。

 

もちろん、学校に行かないといったレベルにまで状態が悪化してしまえば、何らかの策を講じることになるかと思いますが、重要なことは、そうした事態に悪化させないことです。そのためにも、学校の話をしないというサインは見逃すべきではありません。

 

もしそのサインに気づいたら、学校の先生に相談するという考え方もありますが、そんなことをしても有効な解決策を授けてくれる先生は少ないと言わなければなりません。

 

これまでの報道ですでにご理解いただけると思います。これについてはいくらいっても、日本の教育制度がそうなっている以上は、もう仕方ないでしょう。

 

であれば、完全に第三者(たとえば探偵事務所など)に相談するというのもひとつの手であるといえるのではないでしょうか。